20代半ばのころ。
知り合いの男性に1対1でのおでかけに誘われました。
「朝の高原へ花を見に行こう」っていう、当時のわたしには興味津々で、すごくそそられる誘い文句でした。
もともと自然は好きだし、緑いっぱいとか、朝霧っぽいものとか。
別にその場に行かなくても、写真を見るのも好きだし、いまだにネットであちこち見てて、つい誰かのブログとかに載ってる綺麗な風景とか、目を奪われる感じです。
思い出そうとしても、どういう待ち合わせだったのか、何時だったのかとか、思い出せなくて、どうしてだったのかなと思うのだけど。
でも、目的の場所に着く時間は、陽が昇ったかどうかという時間。
まだ朝の6時前だったと思います。
ちょっと薄暗くて、草には露がいっぱいで。
目的だった花は、もうシーズンが過ぎてて。
道中の話しの中で、終わっている予感はしていたけれど。
まさかの思っていたとおりで。
もう下を向いた花が、草原の中にちょっとあるくらいでした。