すべてのことが終わったとき。
ベッドから起き上がって。
壁に手を突いて。
体じゅうの力が抜けて、ちょっとフラッとしてしまうようなときに。
支えてもらえるのは安心感があります。
それまで、わたしのうえに覆いかぶさっていた体でが、力の入らなくて足元のおぼつかないわたしを、抱えるようにして。
ほっとする瞬間なのに。
抱きかかえられたときの手元は、お腹を抱えるように撫でていたり。
胸を掴むようにしていたり。
一瞬でも感じた安心は、勘違いだったと思えるような早さで、別の感触に変わってしまうような。。
壁に手をついて、背を向けていたことがいけなかったのか。
その姿勢が、なにか興味をそそるようなことでもあったのか。。
背中越しに抱えられて、胸を掴まれて。
脇の下から、両方の胸を鷲づかみにされたまま。
ときどき、胸の先を摘まむようにされたり、ぎゅっと握られたり。